ここでは、MSIG(三井住友)のバイク保険の内容について解説するだす(2021/1/23)
はじめに
MSIGのバイク保険は以下の4種類あるだす
数字が増えるほど、保証範囲が広がり、保険料も高くなるだす
- Thirty Party Cover(Tariff)
- Motorcycle 3PA Insurance
- Third Party, Fire and Theft Cover
- Comprehensive Cover
※マレーシアではロードタックスが支払われていない車両は、公道を走れないだす
また、車両が保険に入っていない場合は、ロードタックスを支払うことができないだす
1 Thirty Party Cover(Tariff)
マレーシアで一番オーソドックスな保険
自分の運転ミスで起こった事故で、相手からの損害賠償(傷害/死亡/車両損害)の請求に対して保険が支払われるもの
2 Motorcycle 3PA Insurance
1と同じだが、被保険者を増やすことができる
例:自分以外に友人Aを被保険者に追加すると、友人Aの運転ミスで起こった事故に対して保険が適用されるだす
3 Third Party, Fire and Theft Cover
1にプラスして、車両火災や盗難でのダメージ及びロスに対しても保険が適用されるだす
Comprehensive Cover
3にプラスして、事故で自分の車両の損害に対しても保険が適用されるだす
日本でいう車両保険のようなものだす
保証されないもの
上記の基本保険では以下の保証がされない為、以下で登場する特約にてカバーが必要だす
- 自身のけが及び死亡に対して
- 同乗者の損害賠償に対して
- 自然災害による損失及び損害
- 車両の消耗及び劣化に対して
- 戦争及びレースなどの高リスクに対して
特約
MSIGでは以下、5つの特約があるだす
- Rider’s Personal Accident(Non-Tariff)
- All Riders
- Strike, Riot and Civil Commotion
- Special Perils
- Legal Liability to Pillion
Rider’s Personal Accident(Non-Tariff)
事故で自身が死亡もしくは障害者になった場合、保険金(6,000RM)が支払われるだす
また、死亡の場合、葬儀代金(500RM)もでるだす
All Riders
この特約により、免許を持っている全てのドライバーが被保険者になるだす
Strike, Riot and Civil Commotion
ストライキ、暴動及び市民暴動による、損失及び損害を保証
Special Perils
洪水、台風、ハリケーン、嵐、火山、地震、地すべり及び地盤沈下による、損失及び損害を保証
Legal Liability to Pillion
同乗者からの損害賠償に対して保証
NCD(No Claim Discount)について
日本と同じように、無事故の期間によって、保険料金が割り引かれるだす
無事故1年以上、2年未満:15%
無事故2年以上、3年未満:20%
無事故3年以上:25%
保険の申し込み方法
保険の申し込み方法は、主に以下の3つで、保険期間は1年だす
- オンライン
- 保険屋さん
- バイク屋さん
保険の解約
保険の解約時期により、返金金額が異なるだす
小生が実際に契約した内容
以下は、小生が実際に加入した保険内容だす
車種:ヤマハR150(保険3年目)
保険タイプ:Comprehensive Cover
車両保険金額:12,400RM
契約方法:オンライン
特約はそんなに高くないため、Legal Liability To PillionとRider’s Personal Accidentに加入
終わりに
日本と異なり、自損事故で自身のけがが特約でも保証されないのは、マレーシアでのバイク事故の結果が、死亡または障害者になる確率が高いことの裏付けになるのでは(>_<)
皆さん、バイクには気をつけましょう
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