ここでは、もし、マレーシアで自動車事故を起こしてしまった時の対処方法について、MSIG(三井住友)のアドバイスをもとに解説するだす(2020/9/13)
概要
自動車事故は起こらないほうが良いだすが、いざという時の為の準備は必要だす
これを書いている吾輩自身、日本に住んでた時は自動車事故を経験してるだすが、
ここマレーシアではだいぶ勝手が違うだす(>_<)
そこで、保険会社(MSIG)からのアドバイスの資料を基に解説していくだす( *´艸`)
まずは、落ち着きましょう
日本での事故もパニックになりそうだすが、ここはマレーシア(>_<)
それでも、落ち着きましょう( ^)o(^ )
とりあえず、事故を起こした場合、以下の3つが重要だす
- 保険会社への連絡
- 事故の証拠集め
- 警察への届け出(24時間以内)
保険会社への連絡
保険会社の緊急連絡先は保険の契約書類に記載があるだす
保険証書を車の中に入れて置き、連絡先もすぐにわかるようにしておくと安心だす
車が自走出来ない場合は、保険会社指定の牽引車を依頼するだすが、その際に、必ず
ドライバー名と車のナンバーを控えるだす
※ マレーシアでは流しの牽引車があり、利用すると破格な牽引手数料を取られるだす(>_<)
事故の証拠集め
ポリスリポートに必要なため、次の事項を記録しておくことが大切だす
- 発生日時、場所
- 事故の状況
- 相手方の住所、氏名、電話番号、勤務先、免許証番号、ID番号、保険会社名、車のナンバー
今は、携帯があるだすから、事故現場、車の状態、相手の車の写真(ナンバー含む)、免許証
ID番号の写真を撮っておくだす。
(その写真にて、現場の状況、時間、相手について警察署で説明できるだす)
日本での事故の場合、過失割合を決めるだすが、ここマレーシアでは、加害者か被害者かだけを
決めるだす(>_<)
加害者になると、相手側の保険会社への請求ができないどころか、ポリスリポートの手続き費用、
場合によっては、罰金が取られるだす、また、相手からの保険金の請求があれば、
保険の割引率が0%になるだす(T_T)
その為、事故の相手方は、加害者にならないために、以下のようなあらゆる手を尽くすだす
- 相手に自分が悪いと言わせる
- 自分に不利な証拠の抹消
- 示談を持ち掛ける
- 逃げる
だすので、証拠をいち早くキープすることと、自分に不利な言動を発しないことが重要だす
現場で
青島警部の名台詞「事件は会議室で起こっているんじゃない、現場で起こっているんだ!」
のように、現場では様々なことが起こるだす
もし、負傷者がいれば、「999」にダイヤルして救急車(ア ンビュランス (Ambulans))を呼ぶだす
※ 大使館のホームページの緊急連絡先を参照
もし、車が道をふさいでいれば、2次災害を防ぐために、車を路肩に寄せるだす
日本と違い、マレーシアの路肩はバイク用であるため、バイクが突っ込んでこないように
反射板などで後続車に知らせるだす
警察への届け出(24時間以内)
事故の当事者はそれぞれ、事故後、24時間以内に最も近くの警察へ届け出が必要だす
この届出(事情徴収)により、どちらに過失(加害者であるか)があるのかを決まられるだす。
だすので、ここで、現場で取得した証拠が重要になるだす。
言語(コミュニケーション)のハンデは、写真である程度カバーできるだす!(^^)!
また、そこでサインを求められた場合は、しっかりと、全部読むだす
もし、わからないことがあれば、通訳(翻訳アプリ)を頼むことも必要だす
なお、届け出を怠ると、自分の立場を不利にするどころか、保険金も請求できないだす
因みにマレー語で警察は Polis Diraja Malaysia(PDRM)
保険会社への届け出
保険会社への保険金請求については、事故後7日以内に申請する必要があるだす
その申請の際に、ポリスレポートの提出が必須だす
また、必要書類及び必要項目を全部入力しないと、申請が却下されるだす(>_<)
なお、事故の過失と契約の種類によって、申請方法が異なるだす
【自分が加害者の場合】
Third Party(対人対物):申請できない
Comprehensive(対人対物車両):自分の保険会社へ申請(Own Damage)
【相手が加害者の場合】
Third Party(対人対物):相手の保険会社へ申請
Comprehensive(対人対物車両):自分の保険会社へ申請(Own Damage Knock-for-Knock)
Comprehensive(対人対物車両)に入っていると、自分の車両の修理に最短で取り組め、
交渉も自分の保険会社から相手の保険会社へしてくれるだす
車の修理工場
車の修理については、保険会社の指定工場に頼むだす
まとめ
マレーシアの道路の良いところは、歩行者ではなく、車とバイク用に作られていることだす
その為、車対人の事故は一度も見かけたことがないだす
逆に車対バイクの事故はよく見かけるだす
いずれにせよ、避けられる事故は避けたいものだす( ^^) _旦~~
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