ここでは、旅行をこよなく愛する小生が、航空券についての疑問・質問について解説していくだす、今回は、えっ!乗り継ぎのせいで搭乗拒否!編だす(2021/10/6)
はじめに
すっかり忘れていただすが、日本にいる数少ない小生の友人から、こんなナゲキがあっただす
「9月に、アメリカのニューヨークに行く時、搭乗拒否にあい、新規で航空券を買わされたが、元々の航空券を全額払い戻ししてもらえないかしら?」
とても重い内容だすが、小生の知識と分析力を駆使して、その友人のナゲキに全力で答えていくだす
検証1 友人の状況
プライベートの為、日にち等は省略するだすが、友人が最初に購入した往復航空券(15万円ほど)は、こちら
往復:8月
LH4921 羽田(HND) → フランクフルト(FRA) 00:10 05:20
LH7603 フランクフルト → ニューアーク(EWR) 11:05 13:30
LH7602 ニューアーク(EWR) → フランクフルト(FRA) 19:55 09:10
LH4948 フランクフルト(FRA) → 羽田(HND) 13:30 08:05
友人は00:10発の飛行機に乗るために空港に行っただすが、現在アメリカではドイツから(乗り継ぎ含め)の入国をストップしているため、搭乗できないと言われたとのこと
結局仕方なく、友人は、20万以上もする東京・ニューヨーク往復直行便を購入し、渡米はできただす
検証2 ルフトハンザの航空券
友人は最初に購入したルフトハンザの往復航空券の返金を求めているだすが、
運賃規則を確認するために、ルフトハンザのホームページから同じような予約を作ってみるだす
こちらの航空券は払い戻しができない航空券だす(>_<)
税金は払い戻しできると記載されているだすが、
下記のバツの部分は返ってこないだすので、計算すると、14,360円で、10分の1の返金額だす(T_T)
一方予約の変更はといえば、
変更手数料はかからないようだが、予約便の出発前に行う必要があるだす(>_<)
つまりは、出発時間が過ぎてしまい、変更がなされていない場合は、この航空券の価値は10分の1になってしまうのである
恐ろしい運賃規則だす
実際小生の友人は、14,360円しか戻ってこなかっただす(T_T)
検証3 販売について
小生の友人から見れば、乗れない航空券を買わされた上、直前の高い航空券をも購入させられた、という思いが強いだす
乗れない航空券をなぜ、販売するのか?
アメリカ国籍の人々は、この航空券の利用ができたはずだすので、すべての人が乗れない航空券ではなかっただす
また、小生の友人は、ドイツからの外国人の入国ができないことは知っていただすが、乗り継ぎまで影響するとは思っていなかっただす
では、どうすればよかったのか?
ルフトハンザのホームページから「コロナ状況下でのご旅行」→「入国要件を表示」→「入国要件へ」と進み、
出発地(NRT)と到着地(EWR)を入力し、「Search」をクリックすると、
こちらでアメリカ入国について、情報を手に入れることができるだす
上記の下のところを拡大すると、確かにドイツからのトランジットでは、入国及びアメリカ経由のトランジットすらできないようだす(>_<)
しかしながら、11月になれば(具体的な日付は不明)、シェンゲン協定の国からも渡米できるようになるみたいだす
検証結果
直行便を購入するのが一番ってことでまとめたいだすが、そういうわけにはいかないだす
入国について、大使館に確認することはもちろんだが、乗り継ぎの情報については、航空会社への確認が必要だす
また、もしものときの為に、航空券の運賃規則を熟知しておくことが必要だす
もし、今回の航空券が、事前に変更は出発前に必要とわかっていれば、乗れないとわかった時点で、別の日程へ変更という選択もできたはずだす
最後にオンライン購入の鉄則だすが、販売されている航空券に全ての人が乗れるとは限らず、乗れる乗れないについては、自身で確認する必要があるだす
なぜなら、オンラインのサイト側は、どんな人が購入しているかがわからないからだす
※恐らくどのようなオンライン販売会社でも、その利用規約には、自己責任で便を選択するよう記載があるはずだす
終わりに
旅行には、こういった落とし穴がたくさんあるだす(>_<)
行列のできる航空券相談所では、こういった事例をたくさん紹介して、少しでも皆さん周りの落とし穴を塞ぐことができればと思っているだす\(^o^)/
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