マレーシア(セランゴール州)の定期的断水事情(2020/9/4)

ライフライン

ここでは、セランゴール州の定期的断水事情について、書いてくだす(2020/9/4)

セランゴール州の定期的断水

セランゴール州では定期的な断水があるだす(年に2、3回)

この記事を書いている時点で、昨日(2020/9/3)から広範囲にわたり、断水になってるだす。
※2020/9/4 9PM時点でも、復旧してないだす(涙)

断水の影響

断水の影響は多岐にわたるだす

  • 生活用水が使えない
  • レストランの営業停止
  • 給水車が地域をまわるだすが、足りないだす

営業しているレストランを訪ねると、スープ系がメニューから削除したり、食器が洗えないため、キャンプ用のお皿などで代用しているだす。

一方、大半の日本人が住んでるコンドについては、
水をタンクにためている為、水の供給が止まったとしても、3、4日は水が尽きることはないと言われているだす。

コンドのお知らせ

情報の取得方法

水については州の会社にて管理・提供されているだす。

その最新のプレスリリースはAir Selangorのホームページもしくはそのアプリから確認できるだす
アドレス:https://www.airselangor.com/

マレー人は断水の情報を取得すると、鍋やペットボトルに水をいれ、生活用水を確保します。

供給の流れ

スンガイセランゴールダムとスンガイティンギダムがセランゴール、クアラルンプール、プトラジャヤの給水量のおよそ60%になるだす

二つのダムの水がセランゴール川に流れ、浄水場にて殺菌処理され、我々の水道水の蛇口に流れるだす

セランゴール川から水を浄水場に引き込んでいるだすが、その川の様子の写真は下記だす(撮影場所は黄色い部分)

この水を引き込んでいるだすΣ( ̄□ ̄|||)

断水の原因

Air Selangorのプレリリースでは、引き込んだ水の汚染レベルが高い為、浄水場の施設を停止したとのことだす

上記の情報から主に考えられることは三つ

  1. ダムから浄水場の間で汚染水が流れた
  2. 浄水場で汚染水が発生した
  3. その他

①については、昔の日本ででもあっただすが、経済優先で工業用排水をそのまま流してしまったなどだす。特にマレーシアはごみをそのまま投げる傾向があり、例えば、車のエンジンオイルを交換し、古いオイルはそのまま川に流してしまうなどだす。
①が原因だった場合、定期的に水が汚染されるため、規制及び取り締まりが上手く機能していないかもしれないだす。
また、汚染された水はまた川に戻されるのであろうか?

まとめ

こういったことが起こると、改めてここが日本ではないことに痛感するだす

また、マレーシアの水道水の安全性にも思うところがあるだす。
恐らく、汚染された水を使っての農業や、川魚も捕られているはずだす。
さらに、断水しているのに、営業している店があり、営業していない店があるだす。営業していても、スープを出す店と出さない店があるだす。
断水の時の外食は控えようと密かに誓った今日この頃だす( ̄▽ ̄;)

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