マレーシアのバイク事情

バイク

ここでは、ほぼ3年間マレーシアでバイクを運転している経験をシェアします

マレーシアには原付がない

マレーシアには原付がなく、たいていのバイクの排気量は100~125CCです。

バイクの免許は以下の2種類のみで、日本の中型免許に当たるのがB2で、大型免許がB FULLに当たります

  • B2:500CC以下
  • B FULL:500CCを超える

交通事故率No1

マレーシアの渋滞はかなりひどいです。

その渋滞をすいすい高スピードで抜けていくバイクの事故率は車より高いです。半分以上のバイクドライバーは信号無視をしますし、一方通行の多いマレーシアの道を平気で逆走します。例え、そこが高速道路であっても。
かく言う私も信号無視、逆走はたまにします。

バイクのメリット

おもなバイクのメリットは以下になります

高速料金は高くないですが、それでも長距離ドライブは重宝します。渋滞に左右されないため、到着時刻を予測しやすく、Uターン禁止が多いマレーシアの道路では、小回りできるバイクは最強の武器です。また、道路によってはバイク専用道路もあり、決して渋滞しない道路を走行できます。

  • 高速代金が無料
  • 渋滞に影響されない
  • 小回りが利く

バイクのデメリット

おもなバイクのデメリットは以下になります

雨が降った場合は、カッパを装着しますが、たいていはすぐ止むため、半分以上のドライバーは橋の下で待機します。走行中の転倒イコール命にかかわるため、ドライバーは長袖、長ズボンを着ています。高速は2人乗り禁止ですが、無視しているドライバーもいます。かく言う私も知らずに2人乗りしていましたが、事なきを得ております。

  • 雨に弱い
  • 安全性
  • 高速は原則2人乗り禁止

バイクの値段

中古車はピンからキリまであります

当初マレーシア国産車の200CCを2000RM(リンギット)で購入しましたが、走行距離が10万kmを超えていました。マレーシアでは普通のバイクは10万km以上でも、まだまだ現役ですが、購入してすぐに電気系が壊れてしまいました。
修理代や部品代は安いですが、海外での出先での故障は命取りになりかねません。そう考え、次にホンダの125CCを新車で7000RM(リンギット)で購入しました。日本車は、マレーシア国産車に比べ値段が高いですが、人気があります。

整備代

整備料金、部品代金は安いです

需要があるせいか、部品代がかなり安いです。特にタイヤが安い。常夏はタイヤにとって厳しい条件であり、その分交換の需要があるのでしょう。維持費は、そのほかに、年1回のロードタックスぐらいです。

まとめ

通学に大活躍していたバイクですが、

購入後、グラブは全く使わなくなりました。好きな時に好きな場所に行けるという自由感が満喫できます。
ただし、何処へ行くにもナビアプリが必要で、その稼働の為、携帯がかなり熱くなります。車であればエアコンで冷やすことができますが、バイクにはついていません。また、たまに道に大きな穴が開いており、そこを通ったために、タイヤがパンクしてしまった時がありますので、運転には最新の注意が必要です。