ここでは、一般的な確定申告の修正方法を解説します
修正の通知
メール本文がマレー語なので、見逃してしまう場合がありますが、申請が必要な場合は、税務署(LHDN)からメールにて連絡が来ます。
修正の場所
一度「Submit/確定」をしてしまうと、オンラインにて修正ができません。また、登録してある税務署しか修正ができないため、事前に自分がどこの税務署(LHDN)に登録されているかを確認します。
必要書類
修正の内容にもよりますが、基本は下記の書類が必要です。
- パスポート
- パスポートのコピー(全ページ)
- EAフォーム
- 確定申告のレシート
- ボーンレター(会社が発行する)
- 出入国の記録(List of Dates of Arrival/Departure(Malaysia)
- 所得控除を申請している場合は、その領収書
修正のタイミング
連絡が来たら、すぐ税務署(LHDN)に行きましょう。税金が未払いであれば、延滞金が発生します。
なお、ボーンレターはすぐに発行はできませんが、窓口の職員によっては、書類がそろっていない場合でも受け付けてくれる場合があります。
いつ、修正が完了?
その場で、修正は完了しません。1、2か月後の忘れたころに完了メールが届きます。
もし、未納税金及びその延滞金の請求があった場合は、オンラインにて支払います。
延滞金の計算方法
延滞金は表のとおりです。
期限内 | 1~60日超過 | 61日以上超過 | |
延滞金 | 0 | 未納金の10% | 未納金の10%+(未納金+未納金の10%)の5% |
例:2020年(2019年度分)の申告で未納金が100RMの場合
6/30まで | 7/1~8/29 | 8/30以降 | |
延滞金(RM) | 0 | 10 | 15.5 |
支払い合計(RM) | 100 | 110 | 115.5 |
まとめ
私の会社の同僚の話になりますが、入社7月からその年の12月まで会社から全く税金が引かれず、税務署から多額の請求が来ました。日本の常識はマレーシアでは非常識になりますので、修正の通知が来た場合は、あわてず確認及び会社に相談して解決しましょう。
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